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1f7734ee-s.jpg第32回モントリオール世界映画祭グランプリ
第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞(他10部門)
第81回アカデミー賞最優秀外国語映画賞
2008
監督
 滝田洋二郎
キャスト  本木雅弘
       山崎 努
                             広末涼子
                             余 貴美子
                      配給 松竹

story
楽団の解散でチェロ奏者の夢を諦め、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。


アカデミー賞で日本映画が外国語映画賞を受賞したのは今回が初!!
国内外で様々な賞を獲得してます
いやーすごいですね

Congratulations!


あー授賞式を生で見て見たい
この時期にハリウッドに行ってみたい


この映画の発案は主人公の本木さんです
本木さん・・・モックンです
モックンと言っても当時の活躍はよく知りません
ジャニーズなイメージは全くないな
歌ってるイメージはあるけど
やっぱり私の中では俳優本木雅弘が強いです
ただちょっと風変わりの人っていうのはテレビを見ていて分かります
感覚がすごそう!
でも嫌いじゃないです
むしろ好き♡

モックンが10年前くらいに
火葬の場が人の目に触れることが『日常的』であるという
インドを訪れたことがきっかけで
「人の死」に関わる『人』に興味を持ったことから生み出された作品だそうです

劇中に演奏するチェロといい
納棺の際の作法といい
完璧です

滝田監督も共演者の山崎努さんも広末涼子さんも
皆が皆口を揃えて
「かなりの努力家、勉強家。」
と言っています

常のエンギも細かく考えそうなモックン
今回は思い入れが強いこともあってさらに努力したんだろうなぁ
それが伝わる伝わる
NKエージェントに勤めて初の納棺の仕事が
老婆の腐乱死体・・・
その日の夜、奥さんを思いっきり抱きしめたシーンはすごいよね
最初見た時は「ちょ、やりすぎじゃない?」って思ったけど
振り返ってみるとすごく大切なシーンだと実感
生きてる人に触れたい!
自分は生きてる!
どこか別の世界から戻ってきた安心感がものすごく伝わりました

それとやっぱり「食」の場面が印象的
「生」を分かりやすく表現しているな~って思いました

食べる=生きている

食べるシーンが語りかける
鍋の肉が人と鳥を連想させる
おいしそうな料理は色取り取りで生き生きしてる
料理なのに調理されてるのに『生』を感じます

それを食べる人もまた生き生きしていて

死と向き合う映画だからこそ!の映像手法

この作品は最後までまじめではなく
所々ユーモアのあるバラエティチックな感じでそこが気を抜けるというか
バランスが取れていて心地よい♡

趣のあるいい映画だなー

本当にオスカー受賞おめでとうございます!!

★★★★☆

最後に・・・


でもやっぱり奥さん役がちょっと違ったかな?
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!




短編アニメーション賞加藤久仁夫監督の「つみきのいえ」もおめでとうございます!
W受賞!ステキすぎます!
テレビで流れる少しの映像だけでも泣けそうな雰囲気のアニメーションでした
ぜひとも観てみたい
絵本もあるそうで!楽しみです
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